食い逃げされて仲良くなった話

   

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1: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 02:44:18.53 ID:uuvTvYUz.net
書きだめとかなくて遅いけどよければ
みてほしいです。

今から約1年半前の話で俺が都内の
某牛丼チェーンでバイトしてた時のこと

2: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 02:46:17.10 ID:uuvTvYUz.net
 新卒で入った会社を半年もたずに辞めて、深夜の某牛丼チェーンでバイトしてた時のこと。

 都内っていっても深夜2時~4時くらいまではお客さんなんて全然おらず、
暇なので仕込みをしていた。

3: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 02:48:57.36 ID:uuvTvYUz.net
 あー暇だなーと思いながらだらだら仕込みをしてると、ひとりのお客さんが入店してきた。見た目は20代前半?自分と同じくらいの年齢でやせ形の女性。髪の毛は真っ黒のロングでみすぼらしいけど、なんとなく気品もあるような人だった。

5: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 02:51:51.50 ID:uuvTvYUz.net
 女性「あの…牛丼並をひとつお願いします。」

俺「はい、かしこまりました。以上でよろしいですか?」

女性「はい…」

そして俺はすぐに用意して牛丼をお客さんの前まで運んだ

9: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 02:53:59.65 ID:uuvTvYUz.net
 なんとなく気になったのでお客さんをみると、すごい勢いでむせながら牛丼を食っていた。「よっぽど腹へってたのかこの人?」

14: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 02:56:50.03 ID:uuvTvYUz.net
 そして俺が裏で携帯をいじっていると、いつの間にかそのお客さんが消えていた。

飲食店でバイトしてたことは今まで何度もあったけどこんな経験ははじめてだった。

16: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:00:31.14 ID:uuvTvYUz.net
 そして休憩から帰ってきた山元君(慶應大生)とこの話を共有した。

山元君「まじっすかー! 食い逃げとかその女やりますねー」

俺「面目ない…」

山元君「とりあえず牛丼並の料金レジいれとかないとダメっすね」

俺「そうしますか…正直、店長に報告するのもだるいしな…」

結局俺はしぶしぶレジ通して牛丼並一杯ぶんのお金をレジにいれた

17: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:03:42.99 ID:uuvTvYUz.net
 そしてその日から一週間くらいたってからからなぁ…

全くおんなじシフトでその山元君と自分で二人で店をまわしていた。

で、俺が休憩に出てて帰ってきて客席を確認したら間違いなくあの時食い逃げした女がそこに座っていた

19: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:08:15.42 ID:uuvTvYUz.net
 俺は山元君をちょっと呼んで話をした。

俺「おい、山元くん!あれ、こないだ食い逃げした女だわ!」

山元「まじっすか!」

俺「まじ!」

山元「どうします?」

俺「でも証拠とかないしなぁ…」

山元「ん~」

20: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:12:18.24 ID:uuvTvYUz.net
考えてもしゃあないので俺は単刀直入にお客さんを問い詰めることにした。

俺「あの、お客様…」

女「はい…?」

俺「こないだ食い逃げしたでしょ!」

女「え…」

俺「言い逃れなんてできないっすよ
  店には監視カメラまわってるんで」

※監視カメラはほんとはありません

21: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:13:57.27 ID:U7Uq22MC.net
山元君と仲良し(意味深)になったんやな

23: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:14:56.23 ID:uuvTvYUz.net
>>21
ワロタ

22: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:14:43.75 ID:uuvTvYUz.net
女「ご、ごめんなさい…ほんとに申し訳ありませんでした。」

俺「え…?」

あっさり認めたので正直驚いた。ていうより、1度食い逃げした店にまた来れる謎の精神力の方に俺はもっと驚いていた。

俺「あの、別に警察につきだそうとか
そんなことは思ってないんですが、ひとつ聞いていいですか?」

女「はい…」

25: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:16:55.23 ID:uuvTvYUz.net
俺「どうして、1度食い逃げした店にまた来ることができたんですが?俺だったら、いや普通だったら1度食い逃げした店なんて行こうと思わないじゃないですか」

女「」

しばらく黙りこんだ後で口を開きはじめた

27: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:23:09.19 ID:uuvTvYUz.net
女「何も考えてなくて…なんというか、とにかくお腹が空いてたんです、前きた店だからとか、そんなこと何も考えられなかったんです。」

俺「」

思わず言葉を失った

そして隣でみてた山元も言葉を失っていた。

28: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:28:11.36 ID:uuvTvYUz.net
俺「そうですか…どういう事情があるのかはわかりませんが、今日の料金もいらないんで僕が出しときますよ。安心してください。別によこしまなことも考えてないんで…あ!ちょっと待ってくださいね。」

34: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:33:27.73 ID:uuvTvYUz.net
俺は自分のまかないのぶんの牛丼を持ち帰りように詰めて渡した。

俺「よかったら…どうぞ!」

女性「え…?」

俺「あぁ、もちろんお金いらないんで!よかったら帰って食べてください!」

女性「でも…」

俺「いいから気にせずに!じゃあまたのご来店お待ちしてますね!」

女性「ありがとうございます…」

ちょっと涙を浮かべながら女性はみせをあとにした

39: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:39:39.41 ID:uuvTvYUz.net
その女性が帰ったあと山元くんはすぐに近づいてきた。

山元「さん! いいんすかあんなことして!」

俺「君がばらさなきゃね!笑」

山元「じゃあ叙々苑でおごってください!」

俺「おいおい…フリーターの俺から金をむしりとるきか…」

山元「だって週6で入ってるじゃないすか~」

俺「許してください…」

山元「冗談すよw」

41: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:42:25.95 ID:MqAgci6T.net
後日また山元君と同じシフトの日にその女は来た

女性「この間はごちそうさまでした」

俺「いえいえ」

前々から思っていたがこの人は地味な感じだがけっこう可愛い
俺は運命的なものを感じていた
このままうまく●●●●できないかと…

すると女が俺に何かを手渡した

女性「あの…これ…」

俺「え?」

それには女の電話番号とアドレスが書いてあった
俺は平然を装っていたが内心「これなんてエ●ゲ?」と時々していた

女性「あの人に渡してください…」

俺「え?」

女が指さした向こうには山元君がいた
俺は黙って紙を山元君に渡した

もう嫌だ死にたい…

42: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:44:04.05 ID:qGNjJiOn.net
>>41
わろた

44: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:44:45.32 ID:U7Uq22MC.net
>>41

43: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:44:35.68 ID:uuvTvYUz.net
 そしてバイトを終えて、本来サラリーマンたちが出勤してくる時間に俺は帰宅をしていた。

「なにやってんだろなほんと…」

自分で言うのもなんだけど、そこそこの学校出てから就職してエリート街道まっしぐらー!みたいな人生を考えていた俺にとって飲食店の深夜でバイトするフリーターなんてみじめでしかなかった。

47: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:47:49.30 ID:uuvTvYUz.net
家について携帯を取り出してLINEを確認してみたら、通知オフにしてるおかんから通知があった。

おかん「仕事はもうだいぶ慣れた?上司とかにいじめられてない?たまには家にかえってきーやー笑」

俺はとりあえずため息をついた  

48: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:50:02.53 ID:uuvTvYUz.net
 実家は大阪で大学から東京にきていた俺は就職して会社をやめたことを伝えていなかった。

電話で契約めっちゃとったとか大きいプロジェクトを任されたとか、口からでまかせばかりで嘘をついていた。

49: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:52:43.97 ID:uuvTvYUz.net
 でももう一回社会に出るのが怖くて
だからプライドもなにもかも捨てて
「俺フリーターでぇーっす!」って笑いながら慶應生の山元くんや、中国人やフィリピン人のバイト仲間に言うスタンスで仕事をしていた。

もちろんいつかなにか変えたいってずっと思ってた

51: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:55:15.16 ID:uuvTvYUz.net
 そしてある日をさかいに俺はバイトさえ辞めてしまった…

誰とも連絡をとらず、2ちゃんねるやニコ生といった空虚な世界の中で生き続けた。

そうしていくうちに、どんどん外に出るのが怖くなった。

気がつけば貯金もそこをつきかけて、
電気、ガスまでとまるとこまできてしまった

53: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 03:57:48.08 ID:uuvTvYUz.net
メシもほとんど食えなくなって、体重は引きこもり期間約半年で20㎏ぐらい落ちた。ちなみに(85㎏→65㎏)

身長181
 

55: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:02:34.31 ID:uuvTvYUz.net
 ボロボロでガリガリになった俺の身体を癒してくれる唯一の場所は近くの公園だった。

引きこもりの経験がある人ならわかると思うけど、ほぼ昼夜逆転してしまう。

でもその昼夜逆転が引きこもりにとってはありがたい。

午前3時、4時、俺は近くの公園のベンチに座ってまるでドラマの主人公になりきったみたいな空を眺める

56: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:05:20.71 ID:uuvTvYUz.net
ベンチに座って思うことはいつも同じことだ…

(あぁ、これから生活どうしよう…消費者金融とかに金借りれんのかな…親になきつこうか…それか、誰かに連絡してお金貸してもらおうか…)

引きこもりなりにこれから生きていくための根本的な解決にならない具体案をただただ模索する

58: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:07:34.35 ID:uuvTvYUz.net
 そしてある日、俺はいつもより早く公園にいった。といっても夜の8時くらいで暗い時間だが…

よくみたらいつも座ってるベンチに誰か座っていた。

(あぁ、そっかーそりゃそうか…この時間なら公園に人いてもふつうか…)

59: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:09:51.18 ID:uuvTvYUz.net
しゃあなく向かい側にあるベンチに座ることにした。

暗くてよくみえなかったが街頭のちょっとした明かりだけで顔はみえた。

いつものそのベンチには女性が座ってることがわかった。

なんとなくどこか…なつかしいというか見覚えのあるような顔だった気がした 

60: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:11:47.07 ID:U7Uq22MC.net
よくみたら山元君が女装して座っていた

63: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:14:08.06 ID:qGNjJiOn.net
>>60
やめろw
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64: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:14:24.72 ID:uuvTvYUz.net
 そして次の日、俺はまた昨日と同じ時間に公園にきた。

昨日座っていた女性は今日はいなくてちょっとがっかりしたが、いつもの特等席に座れるので少しの優越感に浸りながらまた空を眺めた

66: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:17:40.78 ID:uuvTvYUz.net
 ぼーっと眺めながらペットボトルに詰めた水道水を飲んでたら、いきなり誰かに話しかけられた

?「すみません、あのぉ」

俺「な、なんでしょうか?」

?「いつもここにいらっしゃいますよね?」

俺「あ、はい…」

正直、めっちゃ怖かった。
ただ綺麗な感じの女性だった

68: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:20:38.72 ID:uuvTvYUz.net
俺「どちらさまですか?僕になんかようでしょうか?」

女性「いえ、私以前あなたに助けられたことがあるんです。」

俺「え…?」

女性「覚えていませんか?」

女性は髪を明るめに染めていて、派手な格好をしていたので誰かすぐにはわからなかったがハッ!っとなった…

俺(もしかして、バイトしてた時のあの…)

71: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:21:55.57 ID:JuSP9FEP.net
超金持ちのお嬢様で婿入りしたとかでしょ?ね?

73: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:23:42.41 ID:uuvTvYUz.net
>>71
全然違うのだ

72: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:23:20.43 ID:uuvTvYUz.net
俺「もしかして食い逃げの…!?」

女性「はい…その節は申し訳ありませんでした。」

俺「よく僕のことなんか覚えてましたね!! おねいさん僕の記憶してる姿と違ったから誰か認識するまで時間かかりましたけど、大丈夫です!ちゃんと覚えてます!」

女性「はい…ありがとうございます」

79: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:26:43.52 ID:JuSP9FEP.net
ハッピーエンド以外受け付けない態勢出来てるからね

80: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:26:46.60 ID:uuvTvYUz.net
俺「で、俺になんのようが?」

女性「あ、私結奈(ゆな)っていいます。ようがあるというか、この公園は私のランニングコースなんですよね。それでよくあなたをお見かけしたので、もしかしたらって思って、」

俺「深夜のあんな時間にランニングを?おねいさんなにしてるひと?」

女性「」

黙りこんでしまった

81: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:30:07.81 ID:uuvTvYUz.net
俺「あ、その前に聞きたいことが!なんであの時食い逃げなんかしたんですか?? いくらなんでも牛丼並払えるくらいのお金もってません?」

そういいながらも俺は顔がひきつっていた。なぜなら現に今の俺は牛丼一杯が惜しいくらいに金がなかった。

結奈「あの時、本当にお金がなかったんです。」

俺「そうだったんですか…」

82: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:32:50.41 ID:uuvTvYUz.net
俺「そんなにお金がなかったのにはなにかわけが?」

結奈「私、もと引きこもりだったんです。深夜にしか外に出れなくて、働いてないからお金もなくて…」

俺「そうだったんですか…」

俺は胸が苦しくなった。この人の過去が無情にも今の俺を照らしているかのようだった

84: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:35:21.13 ID:uuvTvYUz.net
結奈「すごく痩せられましたよね?大丈夫ですか…?」

俺「あぁ全然へいきっす!」

平気ではなく死にかけである

俺「聞きたいんすけど、その引きこもりの結奈さんはどうやって復活できたんですか?今みた感じあきらかに引きこもりじゃないでしょう?」

85: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:39:53.42 ID:uuvTvYUz.net
結奈「牛丼くれたの覚えてますか?あの時、持たせてくれたこと…」

俺「あぁ!覚えてます!」

結奈「あれでっていうかすごく優しさにふれてもう一回頑張ってみようって思えたんです! それで仕事になんとか復帰することができました。」

俺「そっすか…なんか嬉しいっすね
 そんな話聞けて… そういえば、仕事ってどんな仕事ですか!?」

結奈「」

俺「あ、なんかすんません…」

結奈は急に口を閉ざした

87: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:41:51.39 ID:uuvTvYUz.net
結奈「あの、お腹すいてませんか??ちょっと待っててくださいね!」

そういってどこかにいってしまった。

しばらくたつと結奈は戻ってきた

結奈「これ…一緒に食べませんか?牛丼」

俺は涙があふれた

89: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:43:53.49 ID:uuvTvYUz.net
べそかきながら、食べる牛丼の味は最高だった。

人生で食べた牛丼の中であんなにうまい牛丼はなかったと思う。

さめてあったかくなかったのにその牛丼には温もりがあった。

90: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:46:15.45 ID:p7JevhHn.net
巧妙な吉牛ステマ

92: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:48:41.81 ID:AMnpqeDH.net
ええ話‥(´;ω;`)

>>90
すきやかもしれないだろ

91: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:48:07.56 ID:uuvTvYUz.net
結奈「あのよかったらLINE交換しませんか?」

そういって結奈は携帯を取り出した。

俺「あ、えっとー」携帯が止まっている俺は結奈のLINEIDだけを控えさせてもらった。

結奈「あと、これ! 頑張ってね!」

そういって結奈は走りさっていった

封筒を最後に手渡たされた俺は
ゆっくりと中身を確認してみた

93: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:49:44.57 ID:U7Uq22MC.net
ワイなか卯派やできっとなか卯や

94: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:50:05.32 ID:uuvTvYUz.net
俺「ふぇ…」

思わず変な声が出た

封筒には諭吉が入っていた
数えてみたら30万円はいっていた

95: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:50:23.69 ID:JuSP9FEP.net
!?

96: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:51:28.34 ID:U7Uq22MC.net
大金やんけ

97: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:53:31.47 ID:G4ATTSmA.net
牛の恩返し

99: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:54:30.39 ID:uuvTvYUz.net
 俺はいそいで公衆のWi-FiにつないでLINEIDを検索してから、結奈にメッセッージを送ってみた。

俺「封筒確認しました! 何ですかあのお金は! こんなの受け取れません!すぐに取りに来てください!」

すぐに返事がきた

結奈「あれは気持ちです。でもあげるわけじゃないので! 金利どれくらいにしていいですか?笑 さんお金に困ってますよね? 頑張ってください
いつか必ず返してください。その時まで待ってますね」

100: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:55:33.23 ID:JuSP9FEP.net
ヒエッ

102: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:57:15.08 ID:uuvTvYUz.net
その30万円を元手に家賃滞納分と光熱費、携帯代を払って、俺は就活を再びはじめた。

そして両親にも本当のことをいった。

でも現実は厳しくて会社をすぐやめ、フリーターになりそれさえやめてブランクのある俺を中途採用で受け入れてくれる会社なんてそうそうなかった

103: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 04:58:57.65 ID:uuvTvYUz.net
でも必死で頑張った

数十社落ちたけど、めげずに続けた。

なんとか某メーカーから内定をいただき、再び俺は社会人として歩きはじめることができた

104: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 05:00:59.81 ID:uuvTvYUz.net
 そして…入社して数ヵ月、俺は結奈にお金を返そうと思って連絡をとった。

けど、LINEに通知しても既読はつかず
連絡をとることができなかった

105: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 05:04:54.68 ID:uuvTvYUz.net
 ある日、携帯がなり響いた。知らない番号からだった。

女「さんの携帯電話でしょうか?」

俺「はい、そうですが…」

女「私、結奈の母親です。」

俺「あ、お世話になってます!」

女「実は結奈が亡くなりまして…」

俺「え…」

声にならないような声がでた

106: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 05:05:50.43 ID:U7Uq22MC.net
あかん

107: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 05:06:39.56 ID:JuSP9FEP.net
あーこのパターン

108: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 05:06:39.72 ID:qGNjJiOn.net
やめろ

111: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 05:14:16.94 ID:uuvTvYUz.net
俺「あの、結奈さんになにがあったんですか!?!?」

結奈の母「あの子、自殺したんです…うっ…」

俺「」

結奈の母「結奈はいつも言ってました。さんはすごくいい人だって。よくあなたの話をしていました。」

俺はただただ呆然と立ち尽くした

112: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 05:16:02.49 ID:uuvTvYUz.net
 そして葬式の当日、俺は30万円のことを話して母に返そうとしたがつっぱねられた。

なんか涙もでなかった

113: ◆nY7l3Y9ELM @\(^o^)/ 2016/04/29(金) 05:20:43.57 ID:uuvTvYUz.net
 しばらくして、ふとあの牛丼屋に行ってみた。あれからけっこうたつのに、まだ山元くんがバイトしていた。

山元「さんじゃないですか!久し振りですね!あれからどうしてるんですか?」

俺「就活またはじめてさー、たいした企業じゃないけどとりあえずサラリーマンやってるよ」

山元「まじっすか!よかったです!死んだんじゃないんかと思ってましたよ!」

俺「」

山元「どうしたんですか?急に黙って」

俺「あ、いやなんでもないよ…」

俺「山元くん!牛丼並持ち帰りでひとつ!」

山元「了解っす」

115: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 05:28:13.01 ID:LBkE6EVj.net
そ、創作乙…

118: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 05:31:09.14 ID:JuSP9FEP.net
巧妙な牛丼屋のステマ

121: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2016/04/29(金) 05:38:41.91 ID:dxvKRA7G.net
2ちゃんの話で金渡してくるやつはだいたい死ぬ
返そうと思ったら都合よく死ぬ


管理人『死ぬの反則だわー』

引用元: 食い逃げされて仲良くなった話http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news4viptasu/1461865458/

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